アダルトチルドレン②
母や周囲の大人の期待に応えたいという気持ちと、それに追いつかない気持ちとでバランスが取れなくなり、家では荒れに荒れていた。ちょうど反抗期の時期と重なったのもあったと思う。
子供の頃は、親の支配下にあり顔色をうかがってきたが、自立してくると、どんどん母親からは気持ちが離れていき、嫌悪感さえ抱いた。
高校を卒業して家を出て、ホームシックになった際には母親に連絡したが、『そんなこと言ってこられても』との回答
母親も人間。母と子も人間×人間。性格の合う合わないはあるのだろうなと思う。
余談かもしれないが、私は親の『無償の愛』なんてものはないと思っている。
ある人はあるのだろうが、前例ではない。ない場合もあるということ。
親が離婚、親からの言動に傷つく。そんなことは誰にでもあることだと思う。
それなのに私はいつまでも、昔の出来事にこだわっている。
親への感謝の気持ちよりも憎しみの方が勝る。
私の性格がひねくれているからなのか、、、と悩んでいた時期があった。
その頃に、『アダルトチルドレン』という言葉を知った。もう何年も前の話。